近況と障害と健常

お久しぶりです。中島です。

最近ブログが何も更新してなくてもチョロチョロ見られるようになっててなんとなく嬉しい。

検索から来てるのかTwitterからなのかはパソコンから見ないといけないのでわかんないけど。

 

さて、本題。

主治医から双極性障害だと言われたわけですが、やっぱり受けられる支援は受けるのが良いかと思い、自立支援を受けて障害者手帳を申請することにした。

ちなみに自立支援とは、精神科の医療費が通常の3割負担から1割負担になる制度です。多分これで合ってるはず。間違ってたら教えてください。

障害者手帳は正式には精神障害者保健福祉手帳と言い、精神障害者であることを公的に証明するものだ。

自立支援はもう精神科通院5年目なのに今まで受けてなかったのが逆に不思議だけど、手帳は自分が申請できるレベルにいるのかわからなくて主治医に聞いたらアッサリと取れるとの返答だった。

主治医曰く、上がっている時は一番下の等級になるらしいのだが、それって2級以上になる可能性もあるということだよな。

自分は手帳取れないかもと思っていたので意外だった。

役所に行って書類をもらってきて通っている精神科に送り、今は診断書を書いてもらっているところだ。

診断書を書くのに1ヶ月半ほどかかると言われ驚きだった。

書類を役所に提出してからの審査にも更に1ヶ月かかる。

なので手帳が手元に来るのは完全に来年になってしまう。

別に急いではいないのでのんびり待っている。

正式な形での診断書をもらうのは何気に初めてなので、少しドキドキする。

主治医はずっと私について「発達特性がある」とぼかしたような表現をしているのだが、今回正式に発達障害の診断は降りるのかも気になるところだ。

手帳が無事に取れたら動物園や水族館に行ったり映画を観たりしよう。割引があるので。

なんとなくそれも楽しみにしている自分がいる。

今までずっと、自立支援も手帳も見て見ぬふりをしていた。

しかし正式な病名を聞いてから、病気と向き合わなければ前には進めないと思った。

病気であることを認めて受けられる支援は受けることが、病気と向き合うということの初めの一歩だと思った。

漫然と通院と服薬を続けているだけではダメだと感じた。

これから少しずつ受け入れて病気と共存していく道程が始まるのだ。

 

手帳が取れると聞いてから、「障害」とは、「健常」とはということについてずっと考えている。

私は五体満足だし、目も見えて耳も聞こえて自分の足で歩くことができる。

でも、障害者なのだ。

フルタイムで働くことが難しかったり、体調を崩しやすかったり、お風呂に入ったりご飯を食べたりそういう基本的な生活が難しい時がある。

ごく当たり前の話ではあるが、やっぱり健康な人とは違うから障害なんだと思う。

でも、どうなったら健康、健常と言えるのだろう。

フルタイムで働けたらだろうか。

体調が安定したらだろうか。

自立できたらだろうか。

通院と服薬が不要になったらだろうか。

障害と健常はキッパリ分けられるわけではなく地続きのスペクトラムなんだと思う。

だから、一概にこうなったら健常とは言い切れないのかもしれない。

前の記事でも述べたが、双極性障害は基本的に症状が安定しても定期的な通院と服薬が必要になる。

症状がないからといって通院と服薬をやめてしまったら、再発リスクが高まり躁と鬱のスパンが短くなるラピッドサイクラー化のリスクも高まる。

そのリスクを軽減し症状を安定させるためにも、障害受容がとても大事になる。

障害を受け入れて上手く付き合いながら生きていかなければならない。

まだまだ上手くいかないことだらけではあるが、少しずつ自分のペースでやっていこう。

診断書を受け取ったらとりあえずまたブログを書くかもしれない。

そして手帳が来たらまた更新します。

ここまで読んで下さった方ありがとうございました。また会いましょう。