初めて精神科にかかってから丸8年、9年目となる今、ようやく主治医に「安定」のお墨付きをいただくことができた。

私は双極性障害2型と診断されており、障害者手帳3級を取得している。
自殺未遂や精神科閉鎖病棟への入院も経験し、それなりに山あり谷ありな病状だったと思う。
それが今になってどうして安定したか。
それを今回は説明していきたいと思う。
まず、これまでの病状の経過である。
先ほど述べたように、自殺未遂や入院も経験したし、そこまで落ちていない時でもフルタイムで働くことは厳しい状態だった。
それが現在はほぼ休むことなく仕事に行くことができている。
朝起きて仕事や日々のタスクをこなし、夜はしっかり眠る。
そんな1日のリズムができている。
いかにしてその状態に持って行ったか。
これを言うと必ず「リア充死ね」と言われるだろうが、事実なので仕方ないから言わせてもらうと、彼氏と友達の存在がまずかなり大きい。
ナーンダ、結局理解のある彼ピッピの自慢か。
ここまで読んでた時間返せ。
自慢話なら最初からそう言えよな。
ムカつく。死んじまえ。
やめてください。
小石を投げつけるのは。
待ってください。
そう言わずに話を聞いてください。頼むから。
落ち着いて!!
私が言いたいのは、必ずしも恋人や友達が必要という話ではない。
「孤独感」をどれだけ軽減できるかである。
10代の頃の私は、恋人はもちろん親しい友達すらいなかった。
常にひとりぼっちな気がしていた。
でも、その後彼氏ができて、成人してから始めたバイト仲間や、高校時代の同級生など、友人も増えた。
友達と出かけて下らない話で笑い合う時間は、私にとってかけがえのないものだ。
大切なのは、恋人や友人の有無ではなく、いかに自分が一人ではないかを実感できるかだと思う。
恋人がいたり友人が多くても孤独を抱えている人もいるだろう。
「社会的な孤独」は人を殺す。
家族、友人、恋人に限らず、主治医やカウンセラーなど支援者との関係も大切だ。
社会との関わりの中で「自分は一人じゃない」と思えることができれば、かなり状況は前進するはずである。
「何でも相談できる親友」が大切だという人もいるが、私はあえて友達に相談事はしないことにしている。
悩みや不安を共有するより、楽しい話題で笑っていた方がいい。
直接悩みを話さなくても、友達と笑い合った後は、なぜか心が軽い。
そんな関係を、ずっと大切にしたいと思う。
そして、通院と服薬を怠らないこと。
これが一番のキモである。
調子が良くなったからといってこれをおざなりにすると必ず後悔する。
私は月に一度の通院、8種類の薬を飲んでいる。
薬がどれだけ多く感じても、それで安定していて主治医から減薬の勧めがない限りは絶対に飲まなければならない。
SNSを見ると、よく「減薬したい」「薬を辞めたい」など見かける。
しかし、双極性障害に限らず、精神疾患というものは生涯治らない病気である。
薬物によるコントロールが大切になってくる。
一見薬の量が多いようでも、それが必要量なのだ。
薬を飲むくらいの労力で安定して生活できるのなら安いもんだと思って、私は服薬を続けている。
何気に大切なのが、睡眠と生活のリズムを作ること。
双極性障害のみならず、精神疾患に関する解説本を読むと、必ずと言っていいほど「生活リズムを整えましょう」と書いてある。
10代の頃は、正直バカにしていた。
でも大人になるにつれて、どうしてどうしてバカにならないことがわかってきた。
「生活リズムを整える」と言っても、なにも無理する必要はない。
毎朝6時に必ず起きるとか、そんな無茶はしなくていい。むしろ逆効果だ。
無理なく自分ができる範囲で、夜は寝て午前中に起きること。これだけでいい。
これは体調がある程度安定していることが条件にはなるが、私の場合は仕事に行くのもリズム作りに役立った。
仕事をしていると、毎朝決まった時間に起きて、夜は早めに寝るというルーティンが出来た。
私は広汎性発達障害だから特にかもしれないが、決まったルーティンができると安心できる傾向がある。
それも相まって、仕事によってルーティンができ、そのルーティンに合わせると自然と継続して仕事に行けるという好循環ができた。
もちろん人によって違うと思うので、自分に合ったリズムを整えることが大切である。
病歴9年目にもなると、なんとなく自分の「傾向と対策」が掴めるようになってくる。
なんとなく理由もなく気分が落ち込む時は、大体天気か気温か気圧か、はたまた部屋の明るさか、どれかが合ってない。もしくは夜更かしをしている。
なので、夜ならさっさと寝るし、雨だったりしたら天気はどうしようもないので諦めて寝る。
意外と、気分は単純なものでその場の環境にかなり左右される。
なので環境を整えてあげるだけで、気分が回復することが少なくない。
どのような条件で気分や体調が悪くなるのかデータを取るために、日記をつけるのも有用だ。
かくいう私も、日記は何回も挫折していた。
しかし、日付、天気、気温、睡眠時間、その日の気分は5段階中いくつか、最低限これだけ書くとフォーマットを決めたら、もう1年以上毎日書くことができている。
その日の気分は5段階のスケールで付けているが、これは鬱だけでなく躁にも気付けるのでお勧めだ。
日記でなくても一言メモだけでもいいので、毎日なんらかの形で気分や体調の記録をつけることをお勧めする。
ここまでをまとめると、「社会的関係」「通院と服薬の大切さ」「生活リズム」「自分の傾向と対策を掴む」といったところだろうか。
書きながら思ったけど、大体精神疾患の解説本に載ってることと同じことだな。
双極性障害と診断された時、不安で解説本を読みまくった。
あまり身にはならなかったけれど、自然と本に書いてあったことを全て実践していたようだ。
長々と講釈を垂れてしまったが、ここに書いたことはあくまで一例であり、全ての患者に当てはまるとは限らない。
しかし、どんな人でも、必ず良くなる方法はある。
私の例はあくまで参考として頭の片隅に置いていただき、自分に合った方法をぜひ見つけていただきたい。
諦めないで!!
必ず良くなる時は来るから。
長文乱文にお付き合いいただきありがとうございました。
皆さんもどうぞご自愛ください。
ではまた!