小説を書いている

最近、本腰を入れて小説を書いている。去年から書き始めてはいたものの、全く進んでいなかった作品を完成させるべく。

職場にマイPCを持ち込んで、休憩時間に書く。

今のところ三日坊主に終わらず、続いている。

休憩中にただ漫然とスマホを弄るより、なんとなく有意義に過ごしている感じがするし、なんとなく勤勉な感じがしてなんとなくカッコいいと思っている。なんとなく。

もちろんそんな雰囲気だけではない。休憩時間は1時間しかないが、コレが結構進むのだ。

400字詰め原稿用紙2枚分くらいは毎日進捗がある。

1日に2枚も進めば、チリツモで結構な進捗になるだろう。

今年の10月〆切の新人賞に応募したく書き進めているが、あと原稿用紙45枚くらい書かなければならず、心が折れそうだがチリツモの力を信じて頑張る。

なぜ今になって小説を書き始めたのかというと、ここ数年、何かに夢中になって頑張ったことがないような気がしたからだ。

なんとなくで今まで生きてきたけれど、もう一度、夢を追いかけてみたい。

今年に入ってからふとそう思った。

金はないけど時間は無駄にあるし、もう少し自分の人生に夢を見たかった。

単なるフリーターから夢追い人にランクアップ(?)した私であったが、生活は変わらず、ただスキマ時間に小説を執筆しているだけ。

コツコツやって必ず書き上げたい。

他人の作品からインプットこそすれ、自分と比べないこと。

私の最終的な目標は太宰治なのだが、太宰治の作品はあまりにも完璧すぎるので、あまり打ちひしがれないこと。

才能がどうとかより、ちゃんと完成させて賞に送ること。

買わない宝くじが当たらないのと同じで、作品を完成させずにグダグダしていても何も始まらない。

こんな感じのことをなんとなく頭の片隅に置きながら、創作活動を続けている。

結果が着いてくればもちろん嬉しいけれども、まずは完成させることができれば御の字。

何も続かなかった私がひとつの作品を最後までやり切ることができれば、何かの自信に繋がるはずだ。

とはいえ、マジで私の人生を賭けていると言っても過言ではないくらいの作品なので、結果が欲しい気持ちももちろんある。

これで掠りもしなかったら、そこで創作や書くことを辞めてしまうんじゃないかという不安もあるが、結果のことは今は考えずにとりあえず書き上げてみたい。

才能があるかないかは二の次。

才能があっても、やり切らなければ宝の持ち腐れ。

才能がなくても、やり切ることができれば未来はある。

作品を賞に出して、そのあとどうなるかはわからないけど、いい方向に向かうと信じて、頑張ってみる。

皆様方に置かれましては、生温かい目で見守っていただけると幸いに存じます。

賞に出すのでインターネット等で発表することは出来ず、作品をお見せできないのが残念だが、楽しみにしていてください。

必ず良い結果を出します、とは怖くて断言できないが、きっと、何かの形でやったことが返ってくると信じて。

一つだけ今回の作品について言えることは、「才能」に囚われた女の子の話だということ。

才能ってなんだろう。何者かになりたいという欲求。

そんなことをテーマに、書いてみている。

 

無事に書き上げて、皆さんに良い報告が出来るように、頑張ります。

このブログで良い結果報告の更新ができることを信じて。

それでは!