双極性障害でした

以前、双極性障害なのでは?という記事を書いた。↓

https://lemonnakajima.hatenablog.com/entry/2022/08/17/220443

先日の精神科での診察で思い切って主治医に聞いてみたところ、双極性障害であるとのことだった。

わかった直後は胸のつかえが取れたようでスッキリしたが、時間が経つにつれその病名が重くのしかかってくるような気がする。

病名が適応障害だった頃は、いつか治る日が来ると思っていたし、変な話軽い気持ちで治療にあたっていた。

しかし、双極性障害は、基本完治することはない。

症状が寛解することはあっても、その後の再発リスクが非常に高い。

症状が良くなっても、通院と服薬は基本続けなければならない。

何を今更、という感じではあるが、自分は病人なのだという自覚が急に生まれた。

適応障害から双極性障害に変わったことで、病気としてのランクが上がった、といえば語弊があるかもしれないが、そんな気がした。

精神病のランクがあるとして、適応障害がDランクだとすれば一気にBかAくらいまで跳ねあがったような感じだ。ちなみに統合失調症はS。

別に適応障害が軽いからつらくないとかそういう意味ではないので悪しからず。

いつから病名が変わっていたのかは定かではないが、とにかく双極性障害であることがわかった。

本を読んだりして調べてみると、双極性障害での抑うつ状態は他のうつ病うつ状態とは異なるらしい。

統合失調症の陽性症状のような、幻覚や幻聴、妄想が現れることがあるようだ。

私も発症したての高校生の時に、ひどいうつで「お前なんかいらないから死ね」「なんで死なないの?」などという悪口が声として聞こえてくる幻聴、またみんながそのように言っていると信じて疑わない妄想があった。

思えばその時から普通のうつ状態とは異なっていたのだ。

そして躁転すると、色々なアイデアが次々と湧く観念奔逸の症状が現れ、またうつになった時に躁の時のアイデアが重くのしかかってくる。とても現実的ではないものも躁の時はできると信じて疑わない。うつになると普通に気力がないのでやりたいこともできず、中途半端に手をつけたモノが残る。それも余計に気が滅入る。

躁の自分もうつの自分も冷静な状態ではない。

本来の自分がどうであったかもう自分でもわからない。

アクセルとブレーキがぶっ壊れる病気で暴走するかエンジンがかからず動けないかのどちらかしかない。

今まではなんとなく通院して薬を飲んでいればいいだろうと思っていたが、しっかり病気と向き合っていかなければならない。

場合によっては障害者手帳を取ったり、行政の支援が必要かもしれない。

これからの就労についても考えなければならないし、主治医と相談しながら進めよう。

これからの人生どうなるのか不安が大きいが、ひとつずつ着実に進んでいきたい。

最後まで読んでいただきありがとうございました。ではまた。